先日、家具屋さんで新しいタンスを購入し、配送スタッフの方に運んでもらうため、先に家の鍵を開けて準備をしました。
その後、タンスを無事に運び込んでもらい、リビングで一息ついてくつろいでいると、突然ピンポンと玄関のチャイムが鳴りました。
インターフォンを確認すると、来客はお隣さんでした、何かあったのかとドアを開けると、困ったような、それでいて少し笑顔の表情で「玄関の鍵、刺しっぱなしでしたよ」と教えてくれたのです。
えぇ!と驚いて鍵を確認すると、確かに鍵が刺さったままでした、どうやら、タンスを運んでもらった後に鍵を抜くのを忘れ、そのまま過ごしてしまったようです。
最近は物騒なニュースも多く、もし誰かに悪用されていたらと思うと背筋が凍りました。
それと同時に、お隣さんがわざわざ教えに来てくれたことに感謝の気持ちが湧いてきました。
お隣さんは「最近は物騒ですし、気をつけてくださいね」と優しく言ってくれました。
私も「本当にありがとうございます。次からは気をつけます!」とお礼を伝えました。
この出来事を通じて、鍵の扱いにはもっと注意を払わなければいけないと強く感じました。
それ以上に心に残ったのは、近所付き合いの温かさでした。
最近は、隣人との関わりが希薄になりがちですが、こうしてさりげなく助けてくれる人がいることに、まだ日本も捨てたものじゃないな、と少し心が温まりました。
これからは私自身も、周りに優しさを届けられる人になりたいと思います。