1歳の子供に閉め出された話

1歳の子供に閉め出された話

子供がまだ0歳と1歳だった頃の経験です。新居に引っ越して4か月目。その日は家に友人が遊びに来る予定でした。区画整理中の土地でナビに正確な情報が出ない為、友人が近くまで来たら外に出て知らせるつもりでした。1歳の子供はテレビに夢中になっていたため、0歳の子供を抱っこし、外に出ました。この時、家の鍵を持って出なかった事が一番の失敗でした。無事、友達が家の前に着いたため駐車場に車を停めてもらっているのを見守っていたところ、後ろの玄関ドアから”キー、ガチャ”と鍵の閉まる音が聞こえたのです。驚いて玄関のドアを開けようと引っ張ってみましたが、時すでに遅し。玄関の鍵がしまってしまいました。原因は中に残してきた1歳の子供です。我が家の玄関ドアは家の気密性の高さゆえとても重く、1歳の子供が押しても開けることができません。ママが居ないことに気づいた1歳の子供は泣きながらママを探し、玄関にたどり着き、ドアを開けようとしましたが重くて開けられず。どうにか開けようと、ドアハンドルの下部分についた鍵を回してしまったのです”UBキーガル玄関スマートキー”という製品のついた玄関ドアは、子供が回した1つの鍵のついでに上についたもう1つの鍵まで自動で閉めてくれてしまいました。これではもう、1歳のこどもでは届かず開けることはできません。庭に回って窓から子供を呼び、窓の鍵を開けるように声をかけますが、そこも1歳の子供には届かない高さ。泣き叫ぶ子供。この状況に、遊びに来た友達も困り顔です。踏み台を持ってきて開けるように促しましたが、ここでも気密性の高さゆえ、声が家の中に届かず説明できません。困り果て、約2時間後。3つ先の市で仕事をしている夫に帰ってきて玄関ドアを開けてもらいました。自分で採用した便利な鍵機能のはずが、とっても不便な事態を引き起こす結果になってしまいました。トラブルに巻き込まれないよう、機能はしっかりと理解しておかないとダメですね。

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