深夜にマンションに入れなくなった話

深夜にマンションに入れなくなった話

これは大阪に一人暮らしをいていたときの話です。僕のマンションは外鍵というマンションに入るための鍵と、部屋鍵で別れていました。基本的に日中マンションに入るためのドアは開放状態になっており、鍵を持ってなくてもマンション内に入ることができますが、20時になると防犯のために外鍵を閉めると言うルールがありました。ある日友人と梅田の方へ遊びに行った時、20時までに返ってくる予定でだったので外鍵を部屋に置いて出ていきましたが、ついつい楽しくなってしまい「飲んでいこうよ」と終電帰りになってしまったことがりました。完全に酔っ払っていた僕は外鍵を持ってきていないことも忘れており、完全に浮かれながら自分のマンションに戻り、いつものようにポケットから鍵を出そうとしますが、外鍵はポケットに入っていません。状況を理解した僕は焦りに焦って、とりあえずマンション管理会社へ電話しましたが、深夜ということで全く繋がらず、鍵のサービス会社へ電話しましたが、「深夜なので結構お金がかかってしまう」と言われました。悩みに悩んだ結果マンションの下で誰かが帰ってくるのを待つことにしました。そして深夜3時半ごろに大学生の住人の方が、アルバイトから帰ってきて「どうしたんですか?」とうたた寝状態の僕に声をかけてくれて「実は外鍵を忘れてしまって誰かが来てくれるのを待っていたんです」と説明し、なんとか中に入ることができました。この一件があってからキーケースを購入し、常に外鍵と部屋鍵を一緒に持ち歩くようになりました。

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